坐骨神経痛が漢方薬で改善(50代・男性)

3ヵ月程前に、仕事で腰に負担を掛けて以来、腰痛と右下肢の痺れに悩まされています。
病院からは坐骨神経痛と診断を受け、鎮痛剤のロキソニンを1日3回の服用で処方されています。

ロキソニンを服用すると一時的に痛みは軽減されますが、根本的な改善とはならないため漢方相談に来店されました。

症状の出方と糸練功の結果から2種類の漢方製剤をお出ししました。

また早く痛み・痺れが改善するようにツボへの刺激も併用する事にしました。

1週間後に来店された時には、ツボへの刺激が良かったのか、痺れには変化はありませんでしたが、腰と右下肢の痛みが殆ど消失をしていました。

その後も痛みは落ち着いた状態が続き、2週間後にはロキソニンを1日3錠から2錠に、3週間後には1錠、1ヵ月半後には服用を止めましたが痛みが再発する事はありませんでした。

痺れも最初は右下肢全体にありましたが、1カ月後には足首から下あたりまで下がってきて、3ヵ月後には足先だけになり、4カ月後には指先から抜けて、痺れも痛みも無くなりました。

坐骨神経痛の漢方治療をしていると、理由は分かりませんが痺れが少しずつ足先の方に移動していき、最終的に指先から抜けてしまい根治する事を多く経験しています。

症状が安定しているために5か月目からは漢方薬の服用を1日1回に減らし、服用期間8カ月で漢方治療を終了する事が出来ました。

長年続く慢性的な症状の場合は、改善までにもう少し時間が掛かる事が多いですが、きちんと服用を続けると坐骨神経痛は漢方薬で改善出来る事の多い症状です。

また漢方薬できちんと改善すると、坐骨神経痛が再発する可能性は極めて低くなります。坐骨神経痛でお悩みの方はご相談頂ければと思います。

この方の漢方薬の代金 2種類の漢方製剤 治療開始時 1日 580円 (体質・症状によって代金は異なります)