来週からはいよいよ3月になりますね。
東洋医学では春の事を「発陳」と呼びます。

 

春になると冬眠していた動物が活動を始めたり、木々が新芽を出して景色にも緑が増えてきます。
自然と同じく人間の身体も活動的になる時期です。

 

それに合わせて身体を流れる気(エネルギー)も活動的になりますが、冬の間に無理をしてエネルギーを消耗していたり、体質的に気を巡らす事が苦手な方は、うまく気を発散させる事が出来ずに心身の体調を崩してしまう事があります。

 

昔から「木の芽時」は、心の調子を崩しやすいと言われています。

 

この時期は、葉野菜や香辛料などの食べ物を少し多めに摂ると、気の発散を助けてくれます。
また散歩などで適度に身体を動かしたり、ストレッチなどで気の巡りを良くする事も効果的です。

 

冬の間に隠していた志を持ち出して、何かを始めるのにも良い季節ですね。

まだ急激な労働などはせず、ゆっくり伸びやかにというのがポイントです。

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