手荒れ(進行性指掌角皮症)とは

手荒れ(進行性指掌角皮症)は主婦、美容師、飲食店員、介護のお仕事をされている方、医療従事者やアトピー素因を持つ人などによくみられる皮膚疾患です。

 

水仕事を良くする方や、元々皮膚が刺激に弱かったり、乾燥傾向のある方に多くみられます。

 

主に利き手の指先から発症し、皮膚が乾燥してはがれ落ち(落屑)、さらに硬くなって(角化)ひび割れたり、指紋が無くなるなどの症状がみられます。
そしてひどくなると掌全体にまで広がってしまいます。

 

夏場は落ち着いているが冬場に悪化する傾向がみられますが、人によっては1年中変わらず起きる方もいます。

 

基本的な皮膚科での治療法は、保湿クリームやステロイド外用薬になります。
ただしステロイド外用薬の場合は塗っている間は良くなりますが、塗るのを止めるとまた元に戻ってしまうケースが多くみられます。

 

そのような場合にも漢方薬で内側から改善すると、ある程度保湿に気を付けるだけでステロイド軟膏を止めても再発しない事があります。

 

漢方薬による改善症例

〇20代・男性

仕事がらコロナ予防のため頻繁に手の消毒をするようになり、指の節々がひび割れるなどの手荒れが悪化するようになりました。
元々子供のころから軽度のアトピー性皮膚炎もあります。

 

血熱に対する漢方薬を中心にお出しすると、手荒れよりも先にアトピー性皮膚炎による身体の痒みや湿疹に改善がみられました。

 

手荒れの方は1日に何度も消毒するためかなかなか改善が進みませんでしたが、服用を始めて3カ月後には荒れても3日後ぐらいで落ち着くようになってきました。

 

半年後には部分的に荒れる事はありますが、全体的にだいぶ落ち着いてきました。

 

10カ月後には殆ど荒れる事はなくなり、良い状態が続いているため服用期間1年で漢方薬の服用を終了しました。

 

この方の漢方薬代金 1日あたり500円(税別)

進行性指掌角皮症に良く使われる漢方薬

〇温経湯
〇当帰四逆加呉茱萸生姜湯
〇当帰芍薬散+ヨクイニン
〇桂枝茯苓丸+ヨクイニン
〇十味敗毒散
〇加味逍遙散+四物湯
〇三物黄芩湯
〇荊芥連翹湯
〇防風通聖散
〇大黄牡丹皮湯など

 

皮膚科を受診しても外用薬で治らない、再発を繰り返すという場合は漢方薬で内側から改善出来る事があります。お困りの方はご相談下さい。