漢方薬とは

漢方薬とは幾つかの生薬が組み合わさって出来ています。
エキス剤(顆粒状)だと分かり難いですが、例えば葛根湯という漢方薬は、葛根、桂枝、芍薬、甘草、生姜、大棗という生薬の組み合わせになります。それぞれの薬味に作用があり、また薬味の組み合わせによっても作用があります。

個々の薬味がお互いに効果を高めあったり、または穏やかな作用となるよう抑えたりと、バランスを取りながら成り立っているのが漢方薬です。

漢方薬の剤形

漢方薬には、煎じ薬、散剤、丸剤、エキス剤などの剤形があります。
基本的には、一定時間弱火で煎じる煎じ薬がもっとも体質改善効果が高い事が多いですが、漢方薬の種類によっては散剤(粉薬)や丸剤の方が煎じ薬よりも効果が高い場合もあります。

エキス剤は、顆粒状になっているため比較的飲み易いのですが、製造過程で精油の成分が抜けてしまう事があり、煎じ薬や散剤と比べると改善効果が落ちてしまうものもあります。

松阪漢方堂では、製造の際に工夫をする事で、エキス剤でも精油の成分が含まれている改善効果の高いメーカーのエキス剤を使用しています。

現在はエキス剤でも煎じ薬と大きく効果が変わらない場合は、エキス剤でご提案する事が多いです。
漢方薬によっては、散剤(粉薬)や丸剤でお出ししているものもあります。

また漢方薬の種類や相談内容によって、あきらかに煎じ薬の方が効果が高いと判断した場合は、煎じ薬をおすすめする事もあります。

ただしお仕事が忙しくて煎じる時間が無い方や出張などで煎じる事が難しい方などは、煎じ薬の代わりに散剤やエキス剤、補助剤などをお出し出来ますので遠慮なくご相談頂ければと思います。

漢方相談の流れ

同じ病名でも患者さんの体質、症状が出ている原因によって治療に必要な漢方薬は違ってきます。
松阪漢方堂では伝統的な東洋医学の理論に基き、患者さんひとりひとりの体質・症状に合った漢方薬をご提案します。

○問診によって現在のお身体の状態、体質、生活環境などをお尋ねします。
○舌診によって病位、胃内停水(水毒)、燥湿、寒熱、古血の状態を確認します。皮膚病などの場合は、患部の状態も確認します。
○お腹や患部の皮膚や筋肉の状態(強張りや弛緩、浮腫みなど)を直接触って確認することもあります。
○以上の情報を基に糸練功によって最終的な証(東洋医学上どの治療法、漢方薬が合うか)を決定します。
○病状や養生法、今後の治療方針などについてもご説明します。

初回のご相談は1時間~1時間30分程かかりますので時間に余裕を持ってご来店下さい。
2回目以降は30分~40分程度です。
相談料は頂いておりませんので、お気軽にご相談下さい。