心臓神経症とは

心臓神経症とは、心臓には明らかな原因が無いにも関わらず、動悸や息苦しさ、心臓の違和感などの症状が現れる事です。
心臓神経症は、ストレス、過労、心臓病に対する極度の不安などが原因と考えられています。

病院での検査の結果、「心臓神経症」と診断された場合は、心臓自体に問題が無いため経過観察になったり、メンタルクリニックを紹介されて、抗不安薬や精神安定剤などの薬が処方される事もあります。

抗不安薬や精神安定剤を服用する事に抵抗がある方も少なくないと思いますが、心臓神経症は漢方薬で改善出来る事の多い疾患です。

心臓神経症の症状
・動悸
・息苦しさ
・胸の違和感、痛みなど

また心臓に関する症状だけで無く、不安感や抑うつ感、不眠症状、めまい、食欲不振、倦怠感などの自律神経症状が伴うケースも多いです。

心臓神経症と漢方薬

心臓神経症のような自律神経のバランスの乱れが原因となる症状は、漢方薬が得意としている分野です。

動悸、息苦しさ、胸の違和感などの症状は、「気の上衝」を発散する桂枝甘草が含まれた漢方薬で改善出来ることが多いです。
また気の上衝が起きる原因として、血流や水滞の問題が関係している事もあります。

使用することの多い漢方薬
・苓桂朮甘湯
・苓桂甘棗湯
・桂枝加竜骨牡蠣湯
・柴胡加竜骨牡蛎湯
・桂枝茯苓丸
・桃核承気湯
・半夏厚朴湯
・柴胡桂枝乾姜湯など

大切なのは症状、体質に合った、適切な漢方薬を服用することです。

漢方薬での改善症例

60代・女性
4ヶ月前から動悸や息苦しさ、不眠症状が起きるようになりました。
その少し前から、家庭内の問題でストレスが強い状態が続いていたようです。

病院での検査では心臓に異常は認められず、安定剤や漢方薬を処方されましたが、症状に改善は見られなかったようです。

気の上衝と水滞を改善する漢方薬と補助剤をお出しすると、服用2週間後から動悸、息苦しさが消失して、夜もよく眠れるようになりました。

この方の漢方薬代金 漢方薬と補助剤 1日あたり540円(税別)

20代・男性
2ヶ月ほど前から動悸や胸の違和感、圧迫感が起きるようになりました。
仕事の担当部署が変わるなど、仕事で緊張する事が増えていたようです。

気の上衝に対する漢方薬と緊張を緩める漢方薬をお出ししました。
服用1ヶ月ほどで、動悸や胸の違和感が消失しました。

この方の漢方薬代金 2種類の漢方薬 1日あたり600円(税別)

40代・女性
5年程前から動悸が頻繁に起きるようになり、「上室性頻拍」との診断を受けています。

職場の異動などの影響からか、1ヵ月前から常に動悸を感じるようになりました。
胸全体が脈打つような、かなり激しい動悸も頻繁に起きるようです。

気滞を改善する漢方薬と急迫症状を緩める漢方薬、補助剤をお出ししました。
漢方薬を飲み始めて2週間後には、胸全体が脈打つような激しい動悸は起きなくなりました。
1ヶ月後には、動悸を意識する事は殆どなくなりました。

この方の漢方薬代金 1日あたり680円(税別)

50代・女性
3ヵ月前から、激しい動悸や胸がぞわぞわする感覚が起きるようになりました。
以前からたまに動悸を感じる事はありましたが、急に悪化をしたようです。
最近は毎日、何回も動悸が起きてしまいます。

心臓の検査をしましたが特に原因と思われる異常は無く、自律神経の乱れから起きている可能性が高いと言われたようです。
気の上衝による動悸と考え、1種類の漢方薬と2種類の補助剤をお出ししました。

漢方薬を飲み出して2週間後には、毎日起きていた動悸や胸のぞわぞわ感が起きない日が出てきました。
1ヶ月半後には、殆ど動悸を感じる事はなくなりました。
動悸がぶり返したら・・という不安を感じる事はまだあるようですが、このまま良い状態で安定すれば気持ちも落ち着いてくると思われます。

この方の漢方薬代金 1日あたり650円(税別)

動悸や胸の違和感などの症状は、漢方薬の得意分野です。
ただし中には、心臓自体の異常(狭心症や心筋梗塞)や甲状腺機能亢進症などが原因で起こる事もあります。
急に動悸や胸の痛みが起きるようになった際には、まずは病院で検査を受けるようにして下さい。