後鼻漏とは、鼻水がのどに流れてしまう症状です。

だれでもある程度の鼻水はのどに流れていきますが、特に意識する事は無く、不快感を覚える事もありません。
しかし何らかの原因でのどに流れる量が増えたり、粘性が高まって濃くなることで、のどの奥に張りついたり口の中に鼻水が溜まるなどの症状が起こります。

常に鼻水が喉の奥に流れ続けるというのは、とても不快なものです。
また鼻水が喉の奥に流れ込むのは睡眠中が多いため、眠りが浅くなるなど不眠症の原因になる事もあります。

後鼻漏の主な症状
〇鼻水が喉に下りる
〇痰(たん)がからむ
〇口内がネバネバする
〇口臭がする
〇喉の違和感・声が枯れる
〇味覚が変わった(変な味がする)

後鼻漏の主な原因
〇副鼻腔炎(蓄膿症)
〇アレルギー性鼻炎
〇加齢による鼻粘膜の萎縮・乾燥
〇原因不明

副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎が原因となり後鼻漏が起こっている場合は、それぞれ原因疾患を改善する事で後鼻漏も落ち付いていく事が殆どです。

問題は詳しく検査を行っても原因となる疾患が見つからないケースです。
原因が分からないため、有効な治療を行うことが出来ずに、長期に渡って後鼻漏に悩まされる事になります。

また加齢による鼻粘膜の萎縮・乾燥が原因の場合も、特に治療手段があるわけでは無く、改善が難しいケースが多いです。

後鼻漏に主に使われる漢方薬
〇葛根湯加川芎辛夷
〇荊芥連翹湯
〇辛夷清肺湯
〇半夏白朮天麻湯
〇排膿散及湯
〇小青竜湯
〇苓甘姜味辛夏仁湯
〇千金内托散など

漢方改善症例

60代・男性
10年程前から軽微の後鼻漏がありましたが、2ヵ月前から症状の大幅な悪化がみられたために漢方薬のご相談に来店されました。
病院の検査では副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎の反応は無く、後に専門のクリニックで上咽頭炎が原因の可能性が高いと診断を受けています。

漢方薬の服用だけでなく、病院で上咽頭炎に対するBスポット療法を受けながらではありますが、半年ほどで自覚的な症状は三分の一ぐらいに軽減しました。
以前は眠る際に後鼻漏が下りてくるのが気になっていましたが、最近は殆ど意識する事が無くなったご様子です。

この方の漢方薬代金 1日あたり650円(税別)

蓄膿症やアレルギー性鼻炎が原因の後鼻漏だけでなく、原因不明や加齢が原因となる後鼻漏でも漢方薬で改善出来る事は少なくありません。
後鼻漏でお悩みの方は、漢方薬をお試しください。