意外に思われるかもしれませんが、歯周病(歯槽膿漏)は漢方薬で改善出来る事が多い疾患です。
歯科医院で骨が溶けて抜くしか無いと言われた状態から、出血、腫れや痛みが改善して、歯も安定する事で抜かずに済むケースもあります。
歯周病でお困りの方は、漢方薬をお試し下さい。

歯周病とは

歯周病とは細菌感染によって、歯の周りの組織(歯肉・歯根膜・歯槽骨・セメント質)に炎症、化膿が起こる疾患の事です。
炎症が歯肉だけに留まっている状態を「歯肉炎」といい、炎症が歯槽骨や歯根膜にまで広がっている状態を「歯周炎」といいます。
歯周炎は、今までは「歯槽膿漏」と呼ばれていました。

歯磨きが充分で無かったり、白砂糖などの甘い物を摂り過ぎると、歯と歯肉の境目に多くの細菌が停滞して歯肉が炎症を起こします。
歯肉の辺縁が赤くなったり腫れたりしますが、殆どの場合は痛みはあまり感じません。

この状態から進行すると、歯周ポケットと呼ばれる歯と歯肉の境目が深くなり、歯を支える歯槽骨が溶けて歯がグラグラするようになります。
最終的には抜歯をしなくてはならなくなります。
歯を失う原因の一番は、歯周病によるものです。

歯周病の主な症状

〇歯ぐきからの出血、膿
〇口臭
〇歯がぐらぐらと動く

また歯周病が冠状動脈性心疾患(狭心症、心筋梗塞)や糖尿病、誤嚥性肺炎といった病気に深く関わっていることが報告されています。

歯周病の原因となる細菌によって歯周ポケットが形成されると、そこから身体の中に侵入した細菌や細菌由来の病原因子に加え、炎症の場で作られる物質(サイトカイン)が歯肉の血管を通じて血液中に流れ込み、全身の組織や臓器に何らかの影響を与えると考えられています。

歯周病に対する漢方治療

歯周病は、細菌感染が原因で起こる炎症、化膿性疾患です。
そのため炎症、化膿を改善する作用のある漢方薬と抗菌作用(菌を無くす)のある生薬を組み合わせています。

漢方薬で溶けた歯が元に戻る事はありませんが、原因菌を除去し炎症、化膿を改善する事で歯が安定して、症状が無くなるように取り組みます。
歯周病が進行した状態から、漢方薬を服用する事で歯を抜かずに済むケースもあります。

改善症例

80代・男性

歯周病の為に、月に1~2回の頻度で歯茎が腫れるというご相談が、家族の方からありました。
歯周病は、漢方薬で改善出来る事の多い疾患です。

漢方治療を始めて1ヵ月後には、ご家族の方から歯周病特有の臭いが無くなってきたと喜ばれました。
その後も服用を続けて頂くと、歯茎が腫れる事が無くなり、食事もスムーズに食べられるようになってきました。
歯茎も少しずつ引き締まってきました。

途中で漢方薬の服用が途切れると、再び臭いがするようになってしまいましたが、毎日漢方薬を飲むようになると間もなく無くなりました。

細菌性の病気は再発し易いので、症状が完全に落ち着くまでは、きちんと服用を続ける事が大切です。
もちろん毎日の歯磨きも、とても大切です。

この方の漢方薬代金 1日あたり 300円(税込み)

食事の際に歯でしっかりと食べ物を噛む事は、認知症の予防効果が高いとの報告もあります。
漢方薬で自分の歯を守るお手伝いが出来ればと思います。
お困りの方はご相談下さい。