血栓により静脈の血管が詰まり、静脈とその周囲の皮膚が炎症を起こす病気です。
血栓で詰まった部位を中心に、痛みと腫れが起きます。
患部の血流が悪くなる事で、皮膚の色が赤紫色~暗黒色に変色する事もあります。
この患部の変色、腫れ、痛みは血栓性静脈炎の特徴的な症状です。

ふくらはぎや膝の周囲の静脈に出来る事が多いですが、まれに上肢に発生する事もあります。
一カ所のこともありますが、静脈の走行に沿って、縦に細長く症状が出ることもあります。

東洋医学では、血栓性静脈炎のような血流の停滞を瘀血(血の滞り)として捉えます。
瘀血の改善は漢方治療の得意とする分野であり、血栓性静脈炎は漢方薬と相性の良い病態といえると思います。

また血栓による腫れや痛みが強い時は、炎症を鎮める漢方薬を併用します。
鎮痛剤でも改善しないような痛みでも、漢方薬で短期間で改善出来る事は少なくありません。

私の母に軽度の血栓性静脈炎と思われるふくらはぎの痛みが起きるようになった時にも、瘀血に対する漢方薬の服用を3ヵ月程続けるとすっかり痛みが無くなりました。

血栓性静脈炎(表在静脈血栓症)でお困りの方はご相談下さい。