頻尿・残尿感・過活動膀胱に漢方薬

頻尿、残尿感、排尿痛に漢方薬

頻尿や残尿感、下腹部違和感や排尿痛が長期に渡って続くような症状に対して、漢方薬が有効な事があります。

 

細菌感染による膀胱炎の場合は、抗生物質の服用で速やかに症状が落ち着く事が殆どです。ただし細菌感染が認められないケースでは、西洋医学では原因不明となり有効な治療法が無い事も少なくありません。
そのような場合も、東洋医学で考える膀胱症状の原因部分に対して、適切な漢方薬を服用する事で不快な症状を改善出来る事があります。

頻尿、残尿感など膀胱症状の症例①

〇60代女性
半年ほど前から頻尿、下腹部の違和感、不快感に悩まされています。
日中だけでなく、夜中にも何度もトイレに行きたくなり目が覚めるため、慢性的な寝不足にもなっています。

 

病院での検査では特に異常は無く、原因ははっきりと分かりませんでした。

 

糸練功の反応や症状の出方から、脾虚を補い上盛下虚を改善する作用のある漢方薬をお出ししました。上盛下虚とは、身体のエネルギーが上にあがり、下半身の機能が弱くなった状態の事です。

 

漢方薬の服用開始1か月後
下腹部の不快感が無くなり、夜間、日中ともにトイレの回数が大幅に減りました。

 

服用を開始して2ヵ月後
症状が消失して、調子を崩す前の状態に戻ったようです。
そのまま3カ月程服用を続けて、調子が安定しているため漢方薬の服用を終了しました。

 

この方の漢方薬代金 1日あたり400円(税別)

 

〇40代・女性

3年前に細菌性膀胱炎に罹ってから、残尿感や尿道の痛みが続いています。時々下腹部の痛みが気になる事もあるようです。激しい痛みではありませんが、常に残尿感があり、弱い痛みが続いているため、気持ちも落ち込みがちになってしまうようです。

 

細菌性膀胱炎に罹かった際に、抗生物質の服用で一応症状が落ち着き、細菌反応が無くなった後も、いつまでも膀胱の違和感や残尿感などが続く事があります。
おそらく膀胱や尿道の粘膜に、軽度の異常が残る事が原因の一つだと思われます。

 

清熱補血作用のある漢方薬と身体を元気にする作用のある漢方薬をお出ししました。

 

服用を始めて1カ月後

漢方薬を飲み始めて短期間で症状の軽減がみられました。
今は時々かすかに尿道が痛む程度で、残尿感も薄らいできているようです。

 

2カ月後
調子の良い状態が続いていましたが、生理の終わり頃から以前程ではありませんが尿道の痛みや残尿感がぶり返してしまったようです。

 

身体を元気にする作用のある漢方薬はもう必要無いと思われましたので、清熱補血作用のある漢方薬だけお出ししました。

 

4カ月後
前回からすぐに症状が落ち着いたため、漢方薬を飲んだり飲まなかったりで1か月分を2カ月かけて服用していました。
すると再び生理の終わり頃に症状がぶり返してしまったようです。

 

東洋医学での原因部分が改善されるまでは、きちんと毎日決められた回数を服用した方が、症状が安定してぶり返し難くなる事をお伝えしました。

 

その後も体調を崩した時や身体が冷えた際に、一時的に症状がぶり返す事がありましたが、おおむね安定した状態が続きました。

 

服用開始7カ月目から1日1回の服用に減らして、それでも落ち着いていたため服用期間9カ月で終了としました。

 

この方の漢方薬代金 1日400円~600円(税別)

 

〇中学生・女性

1年程前から頻尿、膀胱の違和感の症状が続いています。1時間もたずにトイレに行きたくなるため学校の授業後半になるととても気になってしまうようです。
病院では「過活動膀胱」との診断を受け、薬を服用していた事もありますが特に効果は感じられなかったようです。

 

冬場の方が頻尿が悪化する事、足先が冷える事から身体を温める作用のある漢方薬をお出ししました。症状が起きるようになったのも1年前の冬からという事です。

 

漢方薬の服用を始めて3週間後
あまり症状に変化はみられません。漢方薬を附子剤という温める作用がより強いものに変更しました。また緊張すると更にトイレが近くなるという事から、心身の緊張を緩める作用のある漢方薬も加えました。

 

6週間後
トイレの間隔が2~3時間ぐらい空いても大丈夫になりました。

 

12週間後
排尿間隔は3~4時間ぐらい空いても大丈夫になりました。
調子を崩す前の状態に戻ったようです。

 

もう1カ月程服用を続けて、症状が安定していたため漢方薬の服用を終了しました。
数年後、別の症状でご相談に来店されましたが、その後も頻尿や膀胱の違和感が気になる事は無いようです。

 

この方の漢方薬代金 1日あたり500円(税抜き)

 

〇50代・女性

2週間前から尿が溜まると不快感や圧迫感を感じるようになりました。
そのため頻尿にもなっています。

 

病院の検査では細菌感染は確認されず、念のためにと抗生物質を処方されたようですが効果は無いようです。
またご自身で市販の五淋散を購入して服用したようですが、やはり効果は感じられ無いようです。

 

脾虚を補い余分な熱を冷ます作用のある漢方薬をお出ししました。

 

服用を始めて数日で効果を感じ始め、3週間後には元の状態に戻ったようです。

 

糸練功でお調べすると反応がまだ残っていたため、3カ月程服用を続けて頂き、再発の可能性は低いと判断したため漢方薬の服用を終了しました。

 

この方の漢方薬代金 1日あたり400円(税別)

頻尿や残尿感、排尿痛などの膀胱症状の主な原因

〇ストレスなどによる自律神経のバランスの乱れ

緊張するとトイレに行くたくなる経験をした事がある方は多いと思いますが、排尿は自律神経(交感神経と副交感神経)の影響を強く受けています。
ストレスや過労などで、排尿に関する自律神経のバランスが乱れると、過度の頻尿や残尿感、下腹部の違和感などの症状として現れる事があります。

 

繊細で優しい性格の方に起こりやすい印象があります。そのような場合は、ストレスが身体に与える影響を緩和させる作用のある漢方薬で改善出来る事があります。

 

〇女性ホルモンの影響
高齢者を除き、20~50代で頻尿や残尿感、膀胱違和感のご相談をされるのは、圧倒的に女性が多いです。
これは膀胱症状に対して、女性ホルモンの及ぼす影響が大きい事も一因のように思います。

 

排卵時期や生理前後に、頻尿や残尿感に悩まされる方は意外に多いようです。
頻尿や残尿感のご相談をされる方の中には、元々女性ホルモンの症状(子宮内膜症や月経困難症など)があり、ジエノゲストなどのホルモン剤を服用されている方が一定数います。
また閉経時期や卵巣の摘出手術をきっかけに、膀胱症状が起きるようになる方もいます。

 

30~40代の女性で間質性膀胱炎と診断を受けて、膀胱拡張術やジムソ療法、IPDカプセルの服用で効果がみられない方の中には、膀胱症状に女性ホルモンの影響が大きく関わっているように感じる方がいます。

 

自律神経(交感神経と副交感神経)のバランスが乱れていると女性ホルモンに影響を及ぼし、女性ホルモンの乱れは自律神経にも影響します。
そのため自律神経と女性ホルモンは、お互い影響しあう事が多いです。

 

補血作用の含まれる漢方薬や駆瘀血剤など、その方に合った適切な漢方薬の服用で改善出来る事が多いです。

 

〇慢性的な身体の冷え
冬に身体が冷えて、トイレが近くなる経験をした事がある方は多いと思います。
身体の冷えが強い方は、慢性的にそのような状態が続いているといえます。

 

明け方は身体の深部体温がもっとも低くなる時間帯です。
そのような時間帯にトイレが近くなる場合は、身体の冷えが伴う可能性があります。
ただしこの時間帯は、自律神経が副交感神経から交感神経に変わる切り替わる時間帯でもあるため、自律神経の影響から頻尿になる方もいます。

 

そのような場合は、身体を温める作用のある漢方薬で改善出来る事が多いです。
もちろん冷たい飲みものや生ものを控えるなどの食養生も大切です。

 

〇細菌性膀胱炎や性感染症の名残
細菌性膀胱炎に罹り、抗生物質の服用で激しい症状が落ち着いた後も、頻尿や残尿感、軽度の痛み、違和感などが続く事があります。またいったん症状が落ち着いたようにみえても、疲れた時や体調を崩した時に、何度も症状がぶり返す事もあります。
同様な事は膀胱炎だけでなく、クラミジアや淋病などの性感染症でも起こる事があります。

 

はっきりした事は分かりませんが、抗生物質の服用で膀胱炎や性感染症の所見が消失した後も、軽度の炎症や尿道、膀胱粘膜の損傷が続いている可能性があります。
または普段はくすぶっている炎症が、疲労などで免疫が落ちた時や生理周期に合わせて活性化する可能性があります。

 

多くの場合は、抗炎症作用を含む漢方薬や血流を良くして組織の修復を促すもの、もしくは身体を元気にして免疫を高める作用のある漢方薬で改善出来る事が多いです。

 

〇その他
上記以外にも加齢による膀胱機能の低下や不適切な食事や健康食品による慢性炎症、東洋医学で脾虚と表現する筋力の低下など原因は様々です。
大切なのはその方の症状が起きる原因部分に対して、適切な漢方薬を服用する事です。

 

同じような症状にみえても改善に必要な漢方薬が異なる事は珍しくありません。

 

頻尿に対しては八味地黄丸や牛車腎気丸が有名です。東洋医学で腎陽虚と表現する病態には高い効果がある事もありますが、それ以外の病態には効果は期待出来ません。
温める作用が強いため、炎症が絡む症状にはかえって悪影響がある事もあります。

 

いずれにせよ同じ漢方薬を3カ月間続けて服用して、少しも症状に変化が無ければ、殆どの場合はその漢方薬は有効で無いか、もしくは他の漢方薬と組み合わせるなど工夫が必要と考えて良いと思います。

 

過活動膀胱とは

細菌感染の確認されない頻尿や残尿感に対しては、過活動膀胱と診断される事が多いようです。

 

西洋医学と異なり漢方薬の服用で改善に取り組む場合は、病名に対して漢方薬を出すわけではありません。症状の出方や東洋医学での原因部分、体質的な傾向などを考慮に入れて、どのような漢方薬が有効かを考えていきます。

 

そのため過活動膀胱という診断名があっても無くても、または他の診断名(心因性膀胱炎、膀胱過敏症、間質性膀胱炎など)でも対応出来ますので、膀胱症状でお困りの方はご相談下さい。

 

直接ご来店頂くのが一番望ましいのですが、遠方や事情で来店が難しい方にも対応しています。
まずは電話(0598-30-6525)かメールでご連絡下さい。

 

頻尿、残尿感など膀胱症状の症例②

〇30代・女性
3年前から頻尿と残尿感が起きるようになり、1年前から大幅に悪化してしまいました。
5分ももたずにトイレに行きたくなり、夜中も30回以上トイレに起きるため、極度の寝不足にもなっています。

 

病院では「過活動膀胱」との診断を受けています。
処方された睡眠薬を飲み始めると、しばらくは就寝中のトイレは落ち着きましたが、最近は効果が無くなり再び何度も目が覚めるようになりました。

 

過度の頻尿の要因として、排尿に関する自律神経の乱れが大きいように思われました。
そのため自律神経を整える事を目的に2種類の漢方薬と1種類の錠剤をお出ししました。

 

漢方薬の服用を始めて1カ月後
夜中にトイレで目が覚める回数が1~2回に減りました。
調子が良いため睡眠薬の服用も中止したようです。

 

また日中も1時間ぐらいは我慢出来るようになりました。

 

3カ月後
夜中にトイレに行くのは1~3回ぐらいのままです。
昼間は意識的にトイレに行くのを我慢すれば、3時間ぐらいは空いても大丈夫になりました。

 

1年後
夜中にトイレに起きるのは1度ぐらいで済んでいます。
昼間も3時間ぐらいなら尿意を感じる事も無いようです。
日常生活に支障が出る事は、殆ど無くなりました。

 

1年半後
調子の良い状態が続き、自信がついたため数年ぶりに電車とバスに乗ってご家族で旅行に行く事が出来たようです。

 

2年後
段階的に漢方薬の分量を減らして、最終的に少量でも安定しているため漢方薬の服用を終了しました。数年後に別の症状でご相談に来店されましたが、あれから膀胱症状が気になる事は無いようです。

 

この方の漢方薬代金 1日あたり700円(税抜き)

 

〇40代・女性
夜中に何度もトイレに起きてしまい、睡眠状態の悪化が続いているため漢方相談に来店されました。寝入りばなに立て続けにトイレに行き、その後も1時間毎にトイレに行きたくて目が覚めます。

 

また昼間も排尿後からすぐに尿意が起こり、1時間半ほどしか我慢出来ません。

 

3年程前から症状が始まり、その際は膀胱炎と診断を受けています。
抗生物質の服用で細菌感染は無くなったものの、その後も頻尿症状が改善されずに続いています。

 

睡眠導入剤と膀胱を拡張する薬を服用しており、睡眠導入剤を飲むと寝付きは良くなりますが、夜中に何度も目が覚めるのには変わりが無いようです。膀胱を拡張する薬は特に効果を感じられ無いようです。

 

排尿に関する自律神経のバランスを整える事を目的に、気と水の巡りを改善する作用のある2種類の漢方薬をお出ししました。

 

漢方薬の服用開始2週間後
日中の尿意が薄れ、4時間ぐらいトイレの間隔が空くようになりました。調子が良いため膀胱を拡張する薬の服用は止めたようです。
ただし夜中の頻尿症状にはまだ変化はありません。

 

1ヶ月後
睡眠導入剤を飲まなくても寝入りばなに何度もトイレに行きたくなる事が無くなりました。
睡眠導入剤を止めたためか寝付くまでには1~2時間かかりますが、寝てしまってから目が覚める回数が2回ぐらいに減りました。
日中の頻尿症状は完全に落ち着いたようです。

 

1カ月半後
睡眠導入剤を止めても30分以内に寝付けるようになりました。
夜中にトイレで目が覚める回数は2回ぐらいに減ったままです。
元々若い頃から2回ぐらいトイレに起きており、すぐにまた眠れるため気にならないようです。

 

この方の漢方薬代金 1日あたり600円(税抜き)

 

〇60代・女性

1カ月程前から頻尿、膀胱の不快感が続いています。
膀胱炎と思って泌尿器科に行きましたが、細菌感染は確認されませんでした。

 

北国にお住まいの方で、冬場に身体が冷えてから膀胱症状が起き出したようです。
お腹を温める漢方薬をお出ししました。

 

漢方薬の服用を始めると段々と調子が戻り、1カ月後には症状は完全に無くなりました。
心配だからと念のためもう1か月分服用して、症状が安定しているため漢方薬の服用を終了しました。

 

この方の漢方薬代金 1日あたり400円(税別)

 

〇40代・女性

2週間前に強い心配事があってから頻尿や残尿感、排尿後に軽度の痛みが起きるようになりました。
元々緊張するとトイレが近くなるようです。
病院で処方された猪苓湯を服用しましたが、効果は感じられ無かったようです。

 

脾虚を補い余分な熱を冷ます作用のある漢方薬と清熱作用のある生薬エキスをお出ししました。
服用を始めると2~3日後から症状の軽減を感じ、3週間後には元の状態に戻ったようです。

 

この方の漢方薬代金 1日あたり600円(税別)

 

〇30代・女性

1年半前に細菌性膀胱炎と診断されて抗生物質を服用しましたが、細菌の反応が無くなっても症状が続いています。
排尿後もすっきりせず、残尿感が続きます。そのため常にトイレの事を意識してしまいます。また膀胱や太腿の内側、下腹部の収縮痛を感じる事も多いようです。

 

病院では膀胱に異常が無いため精神的なものと言われたようです。

 

症状の出方や糸練功の反応から、気の巡りを良くする作用のある漢方薬と補血作用のある漢方薬をお出ししました。

 

漢方薬の服用を始めて3週間後
服用を始めて5日目頃から残尿感に軽減を感じたようです。
痛みも以前に比べると早く落ち着くようになりました。

 

その後も体調やストレスなどとの兼ね合いで症状の増減はありましたが、半年後には殆ど落ち着き、1年後に漢方薬の服用を終了しました。

 

この方の漢方薬代金 1日600円(税別)

 

〇40代・男性
頻尿、陰部の違和感、排尿痛・残尿感が1カ月程前から続いています。

病院の検査では細菌感染は確認されず、念のためにと抗生物質を出されましたが服用しても効果は感じられないようです。

 

過去に淋病に罹ったご経験があるようです。性感染症を抗生物質で治したにもかかわらず、何年もしてから疲労や加齢で免疫力が落ちる事で症状がぶり返してしまうケースがあります。

 

この方も発病時期に仕事の忙しさと引っ越しが重なり、肉体的にも精神的にも大変だったみたいです。

 

漢方薬を飲み始めると1か月後には症状が大幅に軽減して、2か月後にはたまに違和感を感じる程度にまで改善しました。

 

ここで漢方薬を止めずに、症状が消失してからも半年程度服用を続けると、今後再発する可能性を低くする事が出来ると思われます。

 

〇30代・女性

10年前から残尿感や頻尿、膀胱の不快感が続いています。病院では間質性膀胱炎と診断を受けて、水圧拡張術やジムソ療法、IPDカプセルの服用を続けていますが、症状の改善には至っていないようです。また子宮内膜症もありジエノゲストを服用しています。

 

糸練功の反応から、この方の膀胱症状の大きな原因の一つに女性ホルモンの影響があるように思われました。

 

補血作用、気血の巡りを改善する事を目的に2種類の漢方薬をお出ししました。

 

漢方薬の服用を始めて1カ月後
あまり症状に変化はみられないようです。
改めて漢方薬を検討し直して補血作用、気水の巡りを良くする作用のある1種類の漢方薬に変更しました。

 

2カ月後
漢方薬を変更してから明らかに症状に軽減を感じるようです。

 

半年後
おおむね症状は落ち着いているようです。排尿間隔もあくようになり、残尿感が気になる事もあまり無くなりました。時々体調などの兼ね合いで一時的に不快感を感じる事があるようですが、長引く事も無く早く落ち着くようになりました。

 

この方の漢方薬代金  1日あたり450円(税別)

 

頻尿、残尿感、膀胱の痛みに使う事の多い漢方薬

〇桂枝加竜骨牡蛎湯
〇半夏厚朴湯
〇逍遥散
〇加味逍遙散
〇抑肝散
〇温経湯
〇当帰四逆加呉茱萸生姜湯
〇芎帰調血飲第一加減
〇清心連子飲
〇五淋散
〇猪苓湯
〇竜胆瀉肝湯
〇当帰芍薬散
〇人参当芍散
〇真武湯
〇人参湯
〇六味丸
〇八味丸
〇牛車腎気丸など

その方の症状や東洋医学での原因部分に対して適切な漢方薬を服用する事が大切です。

 

その他の頻尿・泌尿器疾患の症例はこちら

 

細菌性膀胱炎に伴う頻尿や排尿痛、膀胱の不快感などは、抗生物質で速やかに改善する事が殆どです。ただし細菌感染が確認されず、原因がはっきりしない場合は、有効な治療薬も無く症状が長期に渡ってしまう事も少なくありません。

 

そのような症状でも適切な漢方薬の服用で改善出来る事があります。

 

 

直接ご来店頂くのが一番望ましいのですが、遠方や事情で来店が難しい方にも対応しています。
まずは電話(0598-30-6525)かメールでご連絡下さい。