へバーデン結節とは

へバーデン結節というのは、40歳以降の女性に多くみられる変形性関節症です。
左右対称に症状が出るといわれており、指の第一関節に腫脹、変形が起こります。

症状の起こり方はそれぞれで、痛みが無く変形のみが進行する事がある一方で、動作痛や自発痛が起こり日常生活に支障が出るケースもあります。
手を使う作業や仕事をしていた人に起こり易いともいわれていますが、はっきりとした原因は分かっておらず、そのため効果的な治療法も確立されていません。

一般的には、消炎鎮痛剤やテーピングなどの対処的な治療が行われます。
治療の有無にかかわらず、一定期間が過ぎると痛みが無くなり変形を残して症状が固定します。

ただしかなり長期に渡って痛みが続くことがあり、また特に女性の場合は、指の関節の変形は外見的に気になってしまう事もあります。

へバーデン結節の漢方治療

変形が固定してしまい、安定した状態になってしまうと変形の改善は難しいと思います。
ただし腫脹や疼痛があったり、変形が進行している段階で漢方治療を行うと、痛みの改善や変形の進行を抑える事は可能だと考えられます。
漢方治療でも改善が難しい症状の一つでしたが、私が所属している伝統漢方研究会で活躍されている先生が、新しいアプローチの仕方で著効を収めています。

また症状に対応したツボへの刺激を加える事で、更に改善効果を高める事が出来ると考えています。
痛みや変形でお困りの方は、一度ご相談頂ければと思います。

へバーデン結節の症例

〇40代・女性
2ヵ月程前から指先の違和感、痛み、第一関節の腫れが起きるようになり、「へバーデン結節」と診断されています。
病院からは抗炎症剤や湿布などを出されましたが、効果を感じられないためにご相談に来店されました。

糸練功でお調べすると指の第一関節に対して、2つの反応を確認しました。
一つは関節に対して使われる事の多い漢方薬の反応で、もう一つはへバーデン結節の方に共通して現れる事の多い反応でした。

漢方薬を飲み始めて1か月後には、それまであった指の違和感や痛み、腫れに改善が見られるようになりました。
3か月後には殆ど症状が気にならなくなりました。
その後も漢方薬の量を減らしながら服用を続けて頂き、7か月後に症状再発の可能性は低いと判断して漢方治療を終了しました。
一番気にされていた指の変形も少しも起こりませんでした。

この方の漢方薬代金  1日あたり600円(税別)(体質・症状によって代金は異なります)

〇60代・女性
1年半前から両手の第一関節に痛みが起きるようになりました。
痛みに加えて、関節の腫脹、変形も見られます。

指を曲げたり、物が当たるとかなり強い痛みが起きるようです。
指を握りこむ事が出来ないため、色々と生活にも支障が出ています。

半年ほど通院しましたが、痛みに変化が無いため漢方薬のご相談に来店されました。

症状の出方や関節の変形の仕方からは、典型的なへバーデン結節と思われます。

そのためへバーデン結節に用いる事の多い、2種類のエキス剤と1種類の錠剤をお出ししました。
また痛みに対して、ツボへの刺激も併用しました。

漢方薬を飲み始めると、10日後ぐらいから痛みに軽減がみられました。痛みが10→7ぐらいになったようです。
1か月半後には、痛みは3割程度にまで減少して、指を握り込んでも痛みが起きなくなりました。

この方の漢方薬代金 1日あたり 520円(税別)(体質・症状により代金は異なります)