腰痛・坐骨神経痛

腰痛・坐骨神経痛の原因

痛みの程度に差はあっても腰痛・坐骨神経痛の方はとても多く、人口の1/4にあたる2800万人が痛みに悩んでいるともいわれています。

 

整形外科やマッサージに長年通っても慢性的な痛みに変化が無く、中にはある程度痛みがあってもしょうがないと諦めている方もいると思いますが、腰痛・坐骨神経痛は漢方薬の得意分野のひとつです。

 

東洋医学で考えるところの腰痛の原因(寒熱 気血水の偏在)に適した漢方薬を服用すると、1カ月から3カ月前後で痛みに軽減がみられることが多いです。

 

その後も症状が消失するまで漢方薬の服用を続け、症状消失後も一定期間、量を減らしながら服用を続けて頂くと、漢方治療を終了した後も再発の可能性は低くなります。

 

漢方薬で腰痛の原因部分から改善をすることで、痛みの無い日々を取り戻すお手伝いが出来ればと考えています。

 

神経痛や腰痛には様々な原因があり、また複数の原因から起こっていることも多々あります。
〇脊椎の異常(椎間板ヘルニアや脊椎分離症やすべり症、脊柱管狭窄症など)
〇筋肉の異常(筋肉の過緊張や筋力の不足、生活習慣による筋肉の冷え、疲労)
〇外傷性(ぎっくり腰、骨折、打撲、捻挫、靭帯損傷など)
他にも腫瘍や内臓疾患が原因となるケースもあります。

 

また脊椎や筋肉に目立った異常が無いにも関わらず辛い痛みが続く腰痛には、精神的なストレスなどが原因になっている心因性腰痛のこともあります。

坐骨神経痛

坐骨神経痛は、病名ではなく症状を表す言葉です。何らかの原因によって坐骨神経が圧迫されたり刺激を受けたりすることで生じる、臀部(お尻)や下肢(太もも・ふくらはぎ・足先)の痛み、痺れなどの症状を総称して「坐骨神経痛」と呼んでいます。

 

椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症による神経圧迫によって起こることが多いですが、梨状筋(お尻の筋肉)の緊張や、仙腸関節(骨盤)の歪みなどが原因となることもあります。

漢方治療を行うと、段々と痛みが軽くなり、痺れが足先の方へと移っていき、最終的に足の指先から抜けるようにして治療終了となるケースが多いです。

腰痛に対する漢方治療

漢方治療では、腰痛が起きている原因に応じて、血流の停滞を改善する漢方薬や筋緊張を緩める漢方薬、温める漢方薬、水の巡りを正常化する漢方薬などで改善に取り組みます。
また心因性腰痛では、ストレスによる身体への影響を和らげて、知覚神経のバランスを整えることを目的とした漢方薬を使用します。

 

慢性的な腰痛の治療期間の目安は、個人差はありますがだいたい半年から1年前後ぐらいのことが多いです。

 

漢方薬で腰痛の原因部分を改善すると、よほど無理を重ねたり、別の原因で新たに傷めない限りは再発の可能性は低くなります。痛みを根治出来ることは、漢方薬の大きな特徴の一つです。

 

松阪漢方堂では、必要に応じてツボへの刺激などを併用することで、少しでも早く症状が改善するように取り組んでいます。

 

腰痛・坐骨神経痛の症例

【症例1】 50代・男性(坐骨神経痛)

3カ月程前に仕事の関係で腰に負担をかけて以来、デスクワークに戻っても腰と右足の痛み、痺れが続いており、病院で坐骨神経痛と診断をされました。

 

症状の出方や糸練功(しれんこう 筋力反射テスト)の反応から、腰痛や坐骨神経痛に使うことの多い2種類の漢方製剤をお出ししたところ、1週間後には腰から右足の痛みが大幅に軽減しました。

 

2週間後には痛みは無くなったために、毎日3錠飲んでいた鎮痛剤を2錠に減らし、3週間後には1錠に、5週間後には服用しなくても大丈夫になりました。

 

2カ月後には右下肢全体にあった痺れが、右足首周辺にまで降りてきました。

 

3か月後には足先がわずかに痺れる程度にまで改善しました。

 

その後は症状消失後も再発防止のためにしばらく服用を続けていただき、漢方薬の服用期間8カ月で治療終了となりました。

 

【この方の漢方薬の代金】1日あたり:580円(税別)

 

【症例2】70代・女性(椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症)

病院での診断名は椎間板ヘルニアと脊柱管狭窄症による腰痛・坐骨神経痛で、8年程前から痛み、痺れがあり長く座り続けることが出来ません。今までブロック注射を30回以上打ってきましたが、思うような改善は見られなかったとのことです。

 

骨を原因とする神経痛に作用する複数の漢方薬をお出ししました。服用を続けることで骨粗そう症の改善も期待出来ます。

 

服用3カ月程で痛み、痺れの大幅な軽減を感じるようになりましたが、痛みが軽くなるとついつい無理をしてしまい症状がぶり返す状態が続きました。
しかし、服用開始9カ月ぐらいからは、痛みや痺れが全然気にならない日が増えていきました。

 

年半にわたり漢方薬の服用を続けていただき、日常生活で痛みや痺れが気になることはほとんど無くなったため、漢方薬の服用を終了されました。

 

【この方の漢方薬の代金】 1日あたり:800円(税別)

 

【症例3】60代・女性(起床時の腰痛)

起床後しばらく腰に強張り(こわばり)や痛みを感じて、すぐに動くことができません。また、料理の準備などで台所に立ち続けていると、腰に強張りや痛みを感じるとのことでした。

 

この方の場合は、血流を改善する漢方薬だけでも効果が期待できそうでしたが、改善を早めるために筋肉の緊張を緩める漢方薬も併用していただきました。

 

漢方薬を飲み始めて2週間後には、大幅な痛みの改善を感じたようです。その後、草むしりなどで腰に負担を掛けた際に症状がぶり返したこともありましたが、半年ほど服用を続けていただき、日常生活で腰の痛みが気になることはほとんど無くなりました。

 

【この方の漢方薬の代金】 1日あたり:500円(税別)

 

腰痛治療においては、楽になる日が出てきても、症状が安定するまでは無理をしないことが大切です。

 

その他の腰痛・坐骨神経痛の症例はこちら

 

腰痛や坐骨神経痛は、痛みやしびれが起きている原因(東洋医学で考える「寒熱」や「気血水」の偏りなど)に適した漢方薬を服用することで、改善できることがあります。
お困りの方はご相談ください。