家族間のトラブルや心無い言葉によって3ヶ月前から強い不安感を感じるようになり、睡眠導入剤無しでは眠れなくなったとのご相談がありました。
心療内科に通院して、抗不安薬と睡眠導入剤を飲んでいます。

問診と糸練功によって不安感、不眠症に対して自律神経の調整作用のある漢方薬と補助剤をお出ししました。

服用2ヵ月後には不安感には改善が出てきましたが、睡眠状態には変化が見られません。
そのため不眠症に対してより効果の高い漢方薬と自律神経に対する補助剤に変更したところ、翌月には少しだけ眠りの状態も良い気がしてきたとの事でした。

その後はゆっくりとですが着実に改善が進み、服用開始半年後には不安感は殆ど無くなり睡眠状態も改善しているため、心療内科から出ている薬を少しずつ減らし始めました。

9ヵ月後には睡眠導入剤が無くても眠れる様になり、1年後には睡眠状態も以前の状態まで戻るようになりました。
その後は再発防止も兼ねて服用を続けて、1年7ヶ月で不眠症、不安感に対する漢方治療は終了する事が出来ました。