1ヵ月程前から仕事内容が変わった事もあり、ストレスと食欲の低下がありました。
その後の休日の旅行中に倦怠感、胃のむかつきが強くなり、病院では熱中症との診断を受けています。

漢方相談で来店された時には、常に身体がだるく、頭重感がありふらふらする。
お腹は空くものの、すぐに食べられなくなってしまう。気持ちが不安定ですぐに涙が出てくるなどの症状がありました。

ご相談内容と糸練功の結果から脾虚と気鬱による香砂六君子湯証と考え、気剤の香蘇散と脾虚に対する六君子湯を一緒に飲んで頂く事にしました。

かなり薬に敏感な体質で合わない薬だとすぐに体調を崩すとの事でしたので、まずは飲めるかどうかも含めて1週間分で様子を見る事にしました。

1週間後来店された時には、まだ少し頭重を感じる時はあるが、身体の倦怠感が無くなり、胃腸の調子もすっかり元に戻ったとの事でした。
精神的にも安定したとの事で、顔色もとても良くなっていたように思います。

調子を安定させるために引き続き2週間飲んで頂き、まだ症状が残るようならもうしばらく服用を継続、そのまま調子が安定するようなら漢方薬も終了という事にしました。

漢方薬は長く飲まないと効果が出ないイメージがありますが、一時的な体調の乱れや症状が起き出して間もないケースでは、短期間の服用でも症状が改善する事は珍しくありません。

今回のケースは、症状が出だしてから1ヵ月も経っていないことから、一時的な調子の乱れと考えました。

ただし罹患期間の長い症状や体質がかかわるもの、色々な要素が積み重なって起こった症状の場合は、自覚的な改善まで時間が掛かる事が多く、またある程度の期間腰を据えて服用を続けて頂く必要があります。

この方の漢方薬代金 2週間あたり 気剤の漢方薬 4200円 脾虚に対する漢方薬 4200円(税別)(代金は症状・体質により異なります)