花粉症に漢方薬②

3月中旬に入り、三重県のスギ花粉の飛散量が一段と増えていますね。
またスギ花粉が終わったと思ったら、ヒノキの花粉症に悩まされる方も多いのではないでしょうか?

 

最近は花粉に加えてPM2.5や黄砂の影響で更に不快な症状が起こりやすくなっています。
また子供の花粉症が激増しているようで、花粉症に悩まされている小学生も少なくありません。

 

病院で花粉症に対して出される抗アレルギー剤や点鼻薬は、対症療法でしかなく一時的に症状を抑える効果しかありません。

 

また血管収縮型の点鼻薬は即効性がありますが、使い続けているとだんだんと症状が強くなってしまいますので過度の使用にご注意下さい。

 

松阪漢方堂では、小青竜湯や麻黄附子細辛湯といった花粉症に用いられる事の多い漢方薬に加えて、「鳳水仙(ほうすいせん)」という花粉症・アレルギー性鼻炎に対して非常に効果の高い漢方製剤を取り扱っています。

 

鳳水仙は花粉症に効果が高いといわれる、甜茶やバラの花びらエキスなどの天然成分のみで構成されています。
「麻黄」が含まれていませんので、甲状腺機能低下症などでチラージンを服用している方も安心して飲む事が出来ます。

 

味もくせが無いので、小さいお子さんでも飲みやすいと思います。

漢方薬の良いところ

○くせになったり、眠気やだるさが起きない。
花粉症に対する市販薬や病院で出される薬の場合、眠気や倦怠感、頭痛などの症状が出てしまう事があります。
また血管収縮型の点鼻薬は一時的には鼻詰まりを解消しますが、継続して使用していると逆に鼻詰まりを悪化させてしまいます。

 

漢方薬で病院の薬・市販薬のような眠気やだるさ、依存性が起きる心配はありません。

 

○即効性がある
花粉症による鼻水やくしゃみ、目のかゆみといった症状に対して漢方薬は比較的即効性があります。
そのため花粉シーズンだけの服用でも、辛い時期を楽に過ごす事が可能になります。

 

○根治も可能
漢方薬で体質改善をすることで、花粉症を根治させることも可能です。
その場合は、花粉時期だけでなくある程度の期間は服用を続ける必要があります。
小学生のうちから体質改善に取り組んでおけば、毎年春に辛い思いをすることも無くなると思います。