うつ症状、気持ちの落ち込みの改善

30代・男性

 

1年ほど前から気持ちの落ち込みが続いているため、漢方薬のご相談に来店されました。
落ち込みの原因として、仕事や家庭のストレスによるところが大きいようです。

 

主な症状
〇気持ちの落ち込み。楽しいと思える事が無くなった。
〇倦怠感
〇記憶力や集中力、思考力の低下
〇首、肩の強張り
〇食欲の低下(空腹感の低下)と夜の過食
〇じんましんが出る
〇両側の耳鳴り(3年前から)

 

症状の出方や糸練功の反応から、自律神経のバランスを整える事を目的に2種類の漢方薬をお出ししました。
また食事では緑の野菜を多めに食べる事や、お仕事で忙しいようでしたが早めに眠れる時にはきちんと睡眠をとるようにお伝えしました。

 

漢方薬の服用を始めて1か月が過ぎても、自覚症状には殆ど変化は感じないようでした。

 

ただし糸練功でお調べする反応は改善をしていたため、うつ症状や不眠症、パニック障害などの自律神経が関係する症状は、改善が始まるまでに時間がかかるケースも多い事をお伝えして、引き続き同じ漢方薬を服用して頂きました。

 

漢方薬の服用6週間後には、少しですが気持ちが楽に感じる事が出てきたようでした。首肩の強張りも減ってきたようです。

 

2か月後には、以前のようなうつうつとした気持ちの落ち込みが起きる事が無くなってきました。
記憶力や集中力、思考力の低下もそれほど気にならないようです。

 

2か月半後
前回から引き続き、気持ちの落ち込みや変な倦怠感などが起きる事は無いようです。日中も食欲が出るようになり、睡眠状態も良いようです。

 

自覚的には調子を崩す前の体調に戻ったように感じるとの事で、普段の生活の中で特に気になる事はないようです。

 

調子が安定しているため漢方薬の量を減らしました。

 

その後は漢方薬の量を減らしても調子が良い事もあり、ご本人の希望もあって漢方治療の終了となりました。

 

じんましんや耳鳴りの症状には変化は無いままでしたが、気持ちの落ち込みや倦怠感、思考力の低下などで日常生活に支障が出る事は無くなったようです。

 

毎日欠かさず漢方薬の服用を続けて頂いた事や、養生法もきちんと守って頂いた事もあり、短期間での改善となりました。

 

この方の漢方薬代金 1日あたり500円(税別)(症状・体質により代金は異なります)