過敏性腸症候群・ガス型の改善

40代・女性

 

10年程前に体調不良から強いストレスが続いた事があり、人の目が過度に気になった時期がありました。その頃からお腹にガスが溜まる様になり、病院では「過敏性腸症候群」と診断を受けています。

 

特に午後からガスやゲップが溜まり易く、お腹が張るために仕事中もしきりに気になってしまうようです。

 

また夕食後に腹痛から下痢になりやすく、残便感も強くなかなかすっきりしないため20分以上トイレにこもる事も多くあります。
めまいや喉の詰まり・違和感などの症状もあります。

 

糸練功でお調べして自律神経のバランスを整える漢方薬と、腸の調子を整える漢方薬をお出ししました。
漢方薬を飲み始めて1カ月後には、下痢をする事が大幅に減り、ガスやゲップも以前のように気にならなくなりました。

 

服用を始めて3カ月後も、ガスやゲップは落ち着いた状態が続きました。
下痢の回数も減りトイレにこもる事もなくなりましたが、逆に便の出が悪い時が増えて、残便感やお腹の張りが気になるようになってきました。

 

ストレスに対する腸の過剰反応(下痢)が改善されてきた事で、元々の体質的な腸の動きの悪さが目立ってきたように思われました。
そのため腸に対する漢方薬を変更しました。

 

漢方薬を変更した後は、残便感やお腹の張りも気にならなくなりました。

 

半年後にはアルコールや油物を食べ過ぎた後に一時的に下痢になる事はありますが、以前のように頻繁に下痢をする事も、残便感でお腹が張る事も無くなりました。
仕事中のガスやゲップも殆ど意識する事は無く、めまいや喉の詰まりも起きなくなっていました。

 

途中で仕事の形態が変わった際に一時的に調子を崩した事がありましたが、2週間ほどで安定した状態に戻りました。

 

その後も調子の良い状態が続き、服用開始9カ月目から漢方薬の量を段階的に減らし始めました。

 

自律神経の漢方薬、腸に対する漢方薬どちらも少量に減らしても安定した状態が続いていたため、服用開始から1年4カ月で漢方治療を終了する事が出来ました。

 

胃腸科を受診する方のかなりの割合が「過敏性腸症候群」の相談とも言われており、過敏性腸症候群にお悩みの方は多いようです。

 

漢方薬できちんと改善すると、服用を止めた後もぶり返さない事が殆どです。
お悩みの方はご相談下さい。

 

この方の漢方薬代金 1日あたり700円(税別)(体質・症状により代金は異なります)