15年続く不安感、息苦しさ、動悸の改善

〇50代・女性

不安感、息苦しさ、喉の詰まり感、動悸などの症状が続いているとのご相談がありました。
車の運転中は特に不安感や緊張感、今にもめまいが起こりそうな感じが強くなります。

 

15年前に二人目のお子さんの出産後から調子を崩してしまい、それ以降ずっと続いているようです。この1年程はストレスが掛かる事が増えたため、余計に症状が悪化してしまいました。

 

症状の出方や糸練功の反応から、気滞を改善する漢方薬と女性ホルモンのバランスを整える事を目的とした2種類の漢方薬をお出ししました。

 

漢方薬を飲み始めて3週間後にはまだ自覚的な変化はありませんでしたが、そのまま同じ漢方薬を続けて頂くと、1ヵ月を過ぎる頃から少しずつ調子の良い日が出てきました。

 

服用開始3ヵ月頃には去年から悪化していた症状はだいぶ落ち着き、調子が悪かった時期からは10→3ぐらいに減ったようです。ただ15年間続いている漠然とした不安感は続いています。

 

そのまま漢方薬の組み合わせは同じで、補助剤をその時々の調子に合わせて変えながら服用を続けて頂き、半年後には動悸や喉の詰まりは殆ど気になる事は無くなりました。

 

しかしやはり漠然とした不安は残り、運転中は不安感や血の気がひく感覚が起きるようです。

 

気滞の改善を主目的に補助剤を組み合わせ、1年後には少しずつですが運転中の不安感なども減ってきました。しかしやはりすっきりとはいきません。

 

その後も以前のような強い不安感が起きる事は無いものの、何となく調子が良くなったり、何となく調子が悪く感じたりを繰り返しました。

 

服用開始から2年近くなる頃に、今まで糸練功で捉えていた反応とは別に血熱血虚の反応がある事に気付きました。

 

気滞に対する漢方薬と血熱血虚に対する漢方薬に変更すると、もう少し調子の良い日が増えてきました。週に2~3回、短時間不安感が続く事はまだありますが、それ以外はあまり気にならないようです。

 

服用開始2年3カ月後
糸練功での反応の取り方を少し変えてみると脾虚の反応が気になりました。
自律神経症状には殆ど使う事の無い漢方薬でしたが、思い切って血熱血虚に対する漢方薬と脾虚に対する漢方薬の組み合わせに変更しました。

 

それ以降は短時間の不安が起こる事も殆ど無くなり、服用開始2年半後には脾虚に対する漢方薬は終了して、血熱血虚の漢方薬のみとしました。

 

服用開始から3年後には血熱血虚の漢方薬も少量を1日1回の服用としましたが、不安感が起きる事はありませんでした。
この頃からご希望があり坐骨神経痛の漢方治療も併せて行うようになりました。

 

服用開始から3年半後に不安感に対する漢方薬は終了として、坐骨神経痛に対する漢方薬のみとしました。

 

坐骨神経痛の漢方治療も簡単ではありませんでしたが、試行錯誤して1年後には痛みやしびれが完全に無くなりました。その後も痛み無く、調子の良い状態が続いているため漢方薬の服用を終了としました。

 

坐骨神経痛に対する漢方薬のみにして、不安感に対する漢方薬を止めた後の半年間も、変な不安感が起きる事はありませんでした。

 

この方の漢方薬代金 1日あたり 600円~800円(税別)(体質・症状により代金は異なります)