バセドウ病と倦怠感(40代・女性)

3年前にバセドウ病と診断を受け、病院で処方されたメルカゾールを服用されています。

薬の効果もありT3・T4(甲状腺ホルモン)の数値は正常になっていますが、TSH(甲状腺刺激ホルモン)は低いままです。

症状としては、とにかく身体がだるく、気力が出ないことが頻繁にあり、仕事を早退しなければならないこともあるようです。また思うように身体が動かないためにイライラしたり、落ち込んだりしてしまうこともあるようでした。

糸練功(筋力反射テスト)でお調べすると、気滞(気の巡りの停滞)と瘀血(血流の悪さ)の反応がみられました。気(エネルギー)自体はあるものの、その流れが滞ってしまうことで、強い倦怠感や気力の低下が起きていると考えられます。

そのため気滞と瘀血の改善を目的に2種類の漢方薬をお出ししました。

漢方薬を服用されてからの経過

〇1カ月後
まだ横になりたい程の強い倦怠感を感じる事もあるようですが、漢方薬の服用前に比べると全体的に体調の良さを感じるようです。
1日のなかでは食後にだるくなることが時々あるようです。

〇2カ月後
食後のだるさはあまり気にならなくなり、調子の良い日がかなり増えてきました。

〇4カ月後
生理5~7日前ぐらいになると、倦怠感など体調の低下を感じるようですが、それ以外の時期はおおむね安定しており、だるさも殆ど気にならないようです。

〇5カ月後
バセドウ病と診断を受けて以降、初めてTSH(甲状腺刺激ホルモン)の数値が正常値に改善をしました。

〇6カ月後
今回は生理前になっても強い倦怠感を感じることは無く、おおむね体調は安定して過ごせたようです。

東洋医学における「寒熱」や「気血水」のバランスを整え、心身の状態が安定しやすくなれば、自然と甲状腺ホルモンの分泌も安定してくると思われます。

甲状腺ホルモンの分泌異常による、バセドウ病や橋本病などは、体質に合わせた適切な漢方薬の服用で、症状や数値の改善が期待できます。

「薬を飲んでいるけれど、すっきりしない」「つらい症状が残っている」とお悩みの方はご相談ください。

この方の漢方薬代金 1日あたり550円(税別)(体質、症状により代金は異なります)

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