結婚して9年目になるが妊娠に至らないとの相談を受けました。病院での検査結果では、卵管閉塞が原因と診断を受けていました。
漢方治療では、利水剤と血流を改善する漢方薬の組み合わせや、どちらかの漢方薬の服用に補助剤を加える事が多いです。
漢方薬で卵管狭窄や卵管閉塞が改善した症例は多数あります。ただし服用を4～5ヶ月続けても病院での再検査で卵管閉塞が改善していない場合は、癒着がかなり強い為なのか、はっきりとした原因は分かりませんが漢方治療では難しくなってしまいます。
この方の場合は、漢方服用４カ月で妊娠したとの嬉しい報告がありました。その後は、流産と妊娠中毒症の予防を目的とした漢方薬の服用を続け、無事出産となりました。
