排卵痛と頻尿(40代・女性)

10年ほど前から、調子の波はあるものの過度の頻尿や尿意切迫感、残尿感や排尿後の違和感が続いていました。別の漢方薬局で猪苓湯や竜胆瀉肝湯を服用したものの症状に変化が見られなかったため、当店の漢方相談にご来店されました。

 

過活動膀胱と診断される排尿障害には、自律神経の乱れが関係していることがあります。体質的な傾向や糸練功(しれんこう 筋力反射テスト)の反応から、自律神経を整える漢方薬を2種類併用していただきました。

 

服用を開始してからは調子の良し悪しを繰り返しながらも、全体としては少しずつ改善へ向かいました。

 

服用を開始して10ヶ月後には、過度の頻尿や尿意切迫感はほとんど気にならない程度まで落ち着きました。夜間にトイレで目が覚めることもほとんどなくなり、以前は必ず悪化していた生理前の頻尿も改善されました。

 

ただし排卵時期になると、強い下腹部痛が起こりそれに伴い頻尿、残尿感も悪化します。この排卵痛は4~5日続き、鎮痛剤もほとんど効きません。そのため、女性ホルモンのバランスを整えることを目的とした1種類の漢方薬へと切り替えました。

 

女性ホルモンに対する漢方薬の服用から1カ月後

以前に比べると、排卵時期の頻尿は少し良くなりましたが、排卵痛にはあまり変化がみられません。

そこで漢方薬を改めて検討し直し、もう1種類別の漢方薬を組み合わせました。

 

漢方薬を追加してから1か月後には、排卵痛が大幅に軽減しました。
それに伴い排卵時期の頻尿や残尿感も軽くなり、生活への支障がほとんどなくなりました。

 

それ以降は排卵時期でもかすかに鈍痛がある程度でほとんど気にならなくなり、鎮痛剤も不要になりました。以前はコーヒーを飲むと立て続けにトイレに行きたくなっていましたが、そうしたこともなくなりました。

 

毎年冬場は冷えが加わって頻尿が悪化していましたが、この冬はとても良い状態で安定しています。

 

この方の漢方薬代金 1日あたり440~660円(税込)

 

排卵痛や生理痛、生理前後や排卵前後の心身の不調に対して、漢方薬で改善出来ることは多いです。

 

直接ご来店頂くのが望ましいですが、遠方にお住まいの方や事情で来店が難しい方にも対応しています。まずは電話(0598-30-6525)またはメールでご連絡下さい。

 

その他の泌尿器疾患に対する症例はこちらをご覧ください。

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