現在妊娠5か月目ですが、下腹部の張りが気になってなかなか寝付けない日があるとご相談がありました。
妊娠初期の頃は、悪阻が酷く漢方薬を飲む気にもなれませんでしたが、最近は落ち着いてきたとの事です。
安胎薬として当帰芍薬散をお出ししたところ、以前に比べてだいぶ気にならなくなってきたと教えて頂きました。
また便秘がちだったのが便通も良くなり、身体の調子も良いご様子です。
妊娠中に安胎薬を服用していると、流産や妊娠中毒症の予防になり、産後の肥立ちを良くする働きがあります。
妊娠中は悪阻や体調不良などで飲むにくい漢方薬は敬遠されがちですが、安胎薬の種類によっては飲みやすい錠剤で出せる物もあります。
この方も最初は粉末でお出ししたところ飲めずに中断しましたが、錠剤に変えて服用出来るようになりました。
安胎薬の種類によっては、粉末状の漢方薬でしか対応できない物もありますので、一度ご来店頂いてご相談頂ければと思います。