1年程前から舌の苔が白くなり、舌が乾燥するようになったとのご相談がありました。
そのため常に舌の乾燥や違和感、ざらつきが気になってしまいます。

病院の検査では特に異常は見つからず、舌乳頭の萎縮と診断されて、ビタミン剤や亜鉛剤を服用してきましたが効果はなかったようです。

症状の出方や糸練功の結果から、知覚神経のバランスを整える目的で、少陽病位に対する漢方薬をお出ししました。

漢方薬を飲み始めると、舌の乾燥感やざらつきが軽減するようになり、また舌の症状以外でも、口の渇きや肩凝り、身体の冷えなども気にならなくなってきました。

漢方薬を飲み始めて3ヶ月後には、舌の違和感は半分ぐらいにまで減ってきました。
唾液の分泌も良くなったと感じるようです。

6ヶ月後には、調子が良ければ、1日を通して殆ど気にならない日も出てきました。
ただしコーヒーや緑茶、チョコレートなどを摂取すると、舌の乾燥があきらかに強くなってしまいます。
どうもカフェインで悪化してしまうようです。

1年後にはコーヒーやチョコレートなどを摂取しなければ、殆ど気になることは無くなりました。
本来は好きなのですが、舌の乾燥が嫌なため、コーヒーは普段は極力控えるようにしているようです。
ただし友人とのお付き合いなどで飲んだ日は、以前に比べると軽くはなっていますが、1日中気になってしまうようです。

そこで改めてカフェインを摂取した状態を想定した糸練功でのシミュレーションを行い、それまでの漢方薬にもう1種類別の漢方薬を組み合わせる事にしました。

漢方薬の変更2ヶ月後

コーヒーを飲んだ後も、乾燥や違和感を感じることが無くなってきました。

漢方薬の変更4ヶ月後

引き続き、良い状態が続いています。
コーヒーや緑茶、チョコレートを摂取しても、気になることは無くなりました。
調子が良い状態で安定しているため、漢方薬の分量を減らし始めました。

漢方薬の変更8ヶ月後

漢方薬の量を1/3に減らしても、症状が出ることが全く無かったため漢方治療を終了しました。

ふだんの生活の中で、舌を過度に意識するという事は殆ど無いと思います。
それが何かのきっかけで、常に舌に違和感を感じるようになってしまうと、非常に苦痛でわずらわしい事と思います。

時間はかかりましたが、無事に症状の消失、漢方治療の終了とする事が出来ました。

この方の漢方薬代金 1日あたり400円(税別)(体質・症状によって代金は異なります)