舌痛症(口腔内灼熱症候群)に漢方薬(70代・女性)

舌のしびれや痛み、歯の裏側の違和感が悪化したため、漢方相談に来店されました。

 

5年程前から痛みやしびれが起きるようになり、舌痛症(口腔内灼熱症候群)と診断を受けています。

 

舌痛症(口腔内灼熱症候群)とは、検査では異常が見付からないにも関わらず、長期に渡って舌や口の中の痛みやしびれが続く病態の事です。

 

原因の一つにストレスなどの心因的要因が深く関わっているとの考えがあり、抗うつ剤や精神安定剤を処方される事が多いようです。

 

この方の場合は、心身に負担がかかる出来事が続いたためか、最近になって大幅に症状が悪化してしまいました。

 

特に夕方から夜にかけて痛みが強くなり、痛みで夜も眠れない事が多いようです。
病院からは神経の痛みに効果があるとされる鎮痛剤を出されましたが、あまり効果は感じられないようでした。

 

松阪漢方堂では、舌痛症(口腔内灼熱症候群)に対して、知覚神経異常と捉えて改善に取り組む事が多いです。
糸練功でお調べして、少陽病位に対する心身の緊張を緩める作用のある漢方薬と補助剤をお出ししました。

 

漢方薬の服用開始から1カ月後
漢方薬の服用を始めると、舌のしびれ、痛みや口の中の違和感が軽減を始めました。
2週間程すると舌のしびれ、痛みは殆ど無くなり、そのために夜も良く眠れるようになりました。
まだ歯の裏側あたりの違和感は残っていますが、舌痛症による日常生活への影響は大幅に減っているようです。

 

また今回は漢方治療と並行して行った、ツボへの刺激もかなり有効に作用したようです。
ツボを刺激するテープを貼っている間は、痛みがかなり軽くなるとの事でしたので、いくつかテープを差し上げて毎日貼って頂きました。

 

現在は症状の更なる軽減と安定に向けて、漢方薬の服用を続けて頂いています。

 

この方の漢方薬代金  1日あたり 漢方薬 400円 補助剤 200円(税別)(症状・体質によって代金は異なります)