PMS(月経前症候群)に著効(40代・女性)

数日前から、動悸、不安感、脱力感、疲労感や頭の後ろがぞわぞわする感覚が続いているため、漢方薬の相談に来店されました。

 

今までも何度か同じような症状が起きた事があり、5年程前にも半年以上に渡り悩まされた経験があります。

 

症状の出方や糸練功の結果から、自律神経のバランスを整える事を目的として、気の巡りを改善する漢方薬と血虚を補う漢方薬の2種類をお出ししました。

 

漢方薬を飲み始めて10日後に来店された際には、頭のぞわぞわ感は消失して、動悸や不安感も大幅に落ち着いていました。

 

ただし脱力感や踏ん張りが効かない感覚、朝からの疲労感は、まだ続いているようです。
そのため、血虚を補う補助剤を、漢方薬と併用して飲んで頂く事にしました。

 

また血虚に対する養生として、夜更かしや目の酷使、生理中の過度の運動などは出来るだけ控えるようにお伝えしました。

 

補助剤を追加して2週間後
変な疲労感や脱力感が無くなりました。
調子が良くなった事で、仕事も再開する事が出来ました。

 

現在は漢方薬の服用を開始して2ヵ月になります。
無理を重ねた時に、一時的に調子を崩した事もありましたが、おおむね良い状態で安定しています。

 

また思いがけない効果として、長年続いていたPMS(月経前症候群)に劇的な改善がありました。
PMS(月経前症候群)とは、生理の3日~2週間前から起こる心身の不調の事です。

 

この方の場合は毎回生理2週間前からお腹の張りや子宮の痛み、低気圧での頭痛や肩凝りがありましたが、漢方薬を飲み始めて数日後から、ほとんどそれらの症状が気にならなくなったようです。

 

たしかに初診から10日後に来店された際にも、PMSが出なくなったと話されていました。

 

糸練功では、自律神経の安定とPMSの改善に対しては、同じ反応穴を使います。

 

そのため、PMSの症状も一緒に改善する事は充分に考えられるのですが、それにしても長い間続いていた症状が、服用を始めて数日で無くなるというのは思いがけない著効でした。

 

この方の漢方薬代金 1日あたり400円 補助剤 250円~500円(税別)(症状、体質によって代金は異なります)