
〇20代 女性
職場のストレスなどで1年前から倦怠感が続いており、1カ月前から症状が酷くなってきたため漢方薬のご相談に来店されました。
仕事中は何とか気力で動けますが、帰宅するとどっと疲れが出て動けなくなるようです。
朝も目が覚めてから動けるようになるまでに30~60分掛かります。
睡眠状態も悪くなり、急な発汗やほてり、食欲不振や腹痛も気になるようです。
症状の出方や糸練功の反応から、中焦の清熱作用のある漢方薬と補気作用のある漢方薬をお出ししました。また養生法として就寝1時間前にはスマートフォンやパソコンの使用を控えるようにお伝えしました。
漢方薬の服用を始めて2週間後
倦怠感が軽減して余裕が出てきたようです。
睡眠状態はまだ本調子では無いようですが、食欲は元に戻り、急な発汗やほてりも気にならなくなりました。
4週間後
倦怠感は無くなり、睡眠状態も安定して調子を崩す前の体調に戻ったようです。
倦怠感が落ち着いたため、別の症状としてPMS(月経前症候群)のご相談が新たにありました。
生理1~2週間前になると気持ちの落ち込みがあり、普段なら気にならないような事をいつまでも考えてしまうようです。
身体面では肩凝りが酷くなり、足の冷えが強くなります。
改めて糸練功でお調べして中焦の清熱作用の漢方薬は同じものとして、補気作用の漢方薬を駆瘀血作用のある漢方薬に変更してお出ししました。
漢方薬を変更して1カ月後
先週生理が来ましたが、今までに比べて症状が10→2ぐらいでだいぶ楽に過ごせたようです。
2カ月後
生理前の症状は殆ど無かったようです。
気持ちの落ち込み、足の冷え、肩凝りの悪化などが起きる事なく過ごせました。
3カ月後
引き続き調子は良いようです。
漢方薬の分量を減らし始めました。
5カ月後
その後も調子が安定しているため、漢方薬の服用を終了して様子を見てみる事としました。
倦怠感に対する漢方薬も含めて、服用期間6カ月で日常生活での支障は無くなったようです。
この方の漢方薬代金 1日あたり550円(税別)(体質、症状により代金は異なります)
倦怠感やPMSは、適切な漢方薬の服用で改善出来る事があります。
お困りの方はご相談下さい。