毎月第三日曜日には、伝統漢方研究会という漢方薬と糸練功を学ぶ勉強会に参加しています。
伝統漢方研究会は、実際に店頭に相談に来た方の症状をいかに改善するかに特化した、実践漢方の勉強会です。
また糸練功の練習に取り組む事で、技術の向上に努めています。

大阪・東京・福岡などで月に1回ありますので、漢方の知識を深めて薬局で役立てたい、糸練功を身に付けて改善率を高めたいなど興味のある方は伝統漢方研究会のホームページ http://www.dento-kanpo.jp/ をご覧下さい。
(なお、伝統漢方研究会は、有資格者(医師・薬剤師・薬種商・登録販売者・鍼灸師)で構成されています。資格の無い方は入会出来ませんのでご了承下さい。)

また今回は、勉強会に参加している薬剤師さんを通じて、以前から頼んでいた掛け軸が出来上がりました。
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「漢方は万能で無し 西洋医学の素晴らしき点はままあれど 漢方の力も捨て難し」
掛け軸に書かれている言葉は、福岡県で私に漢方を一から教えて下さった先生の言葉です。
西洋医学の方が素早く効果的に改善出来る疾患・症状もあれば、西洋医学では対処しきれない病態が漢方薬で改善して再発しない事もあります。
西洋医学・漢方薬・鍼灸それぞれに長所・得意分野がありますので、相談内容に応じて一番良い選択肢をアドバイス出来るよう心掛けていきたいと思います。