パニック障害(動悸・喉の詰まり・倦怠感)(30代前半・男性)

動悸、喉の違和感(詰まり)、めまい、不安感といった症状が起きるようになり倦怠感にも悩まされるようになりました。
また車や電車に乗ると不安感が増幅されてしまうため、生活にも支障をきたすようになってしまいました。

症状の出方やお話しする感じからは、気がうまく発散出来ていないために動悸や喉の詰まりなどの症状が出ているようです。

東洋医学では病因(病気の原因)を気・血・水の3つに大きく分けて考えます。
気というのは体内を巡るエネルギーのようなもので、気が不足すると疲れ易くなり、気がうまく発散出来ないと身体上部にエネルギーがこもって動悸や頭痛、のぼせ、めまいなどが起きてしまいます。

漢方薬の服用に加えて体内の気の流れが良くなるように、適度に身体を動かすようアドバイスをしました。
また来店される度にツボに印をつけて、毎日ご自分でツボ灸をして貰いました。

真面目に養生やお灸に取り組んだ事もあり、現在は漢方薬の服用を開始して3ヵ月ですが、症状の出方が半分ぐらいにまで改善をしています。
まだ体調によっては調子が悪くなったり、高速道路の運転などは自信が無いとの事ですが、以前に比べるとだいぶ調子が良いご様子です。

症状消失・再発防止まではまだしばらく掛かるとは思いますが、この調子で取り組んでいきたいと考えています。

パニック障害について詳しくはこちらをご覧下さい。

この方の漢方薬代金 2週間あたり 9800円(代金は症状・体質により異なります)