歯の食いしばりと肩凝り

〇30代・女性

 

血の気が引くような不安感や息苦しさと肩凝りのご相談に来店されました。
寝ている時に歯の食いしばりがあるようで歯科医院でマウスピースを作って使用しています。
肩凝りは主に前胸部や後頭部の強張りが強く、頭痛も良くされるようです。

 

肩凝りの中には思った以上に改善が難しいケースがあります。
まず肩凝りが起きる原因が骨の歪みや内臓の負担、血流障害、ストレスなど多岐にわたる事。
目の酷使や夜更かし、過度の飲食、仕事環境など生活習慣の影響も大きい事などがあると思います。更に原因はひとつでは無く、複数の原因から起きている事が殆どです。

 

漢方的にも肩凝りの原因として血の問題、水の問題、気の問題などあらゆる原因が考えられます。

 

ご本人の自覚的に精神的な緊張の影響が大きいようでしたので、まずは心身の緊張を緩める作用のある漢方薬をお出ししました。
漢方薬の服用を始めて3カ月ほどすると、不安感や血の気のひくような感じなどの自律神経が影響していると思われる症状は殆ど起きる事が無くなりました。
ただし前胸部や後頭部の緊張は、漢方薬を飲み始める前よりは多少は良いものの、依然として強い状態が続いています。

 

そこで漢方薬を自律神経を整えるものと頚椎の正常化を目的としたものに変更しました。
そうすると前よりは少し良いようですが、やはり気になるようです。

 

そこで今度はみぞおちの緊張を緩める漢方薬に変えました。
さらに良くなりましたがまだ半分ぐらいは残っているようです。

 

最終的に漢方薬を自律神経を整えるものと、水の巡りを良くする作用のあるものに変更すると歯の食いしばりも含めて殆ど気になる事がなくなり、頭痛もほぼ起きなくなりました。
途中からは漢方薬の量を減らしても楽な状態が続いているようで、飲み忘れが目立ってきた事もあり漢方薬の終了としました。

 

この方の漢方薬代金 1日あたり600円(税別)(体質・症状により代金は異なります)