自律神経失調症の改善(60代・女性)

〇60代・女性

 

2カ月程前から倦怠感ややる気の低下、動悸などの症状が目立つようになり、病院では「自律神経失調症」との診断を受けています。
原因の心当たりとして仕事のストレスがあるようです。

 

主な症状として
〇疲労、倦怠感、朝からすっきりしない。天気が悪いと特に調子がわるい。
〇動悸、喉の詰まり、違和感。
〇胸焼け気味で食欲が無い。
〇気が遠くなるような、視界がぼやけるような感覚がしばしば起きるなど。

 

他県からのご相談のため漢方薬の郵送で対応する事にしました。

 

自律神経のバランスを整える事を目的に、気と水の巡りを良くする2種類の漢方薬をお送りしました。
また養生法として寝る直前までパソコンやスマートフォンは使用しないようお伝えしました。

 

漢方薬を飲み始めて1カ月後
漢方薬を飲み始めてしばらくは症状に変化がみられなかったようですが、3週間目ぐらいから全体的に調子の良さを感じたようです。
動悸も気が遠くなるような感覚もあまり起きなくなりました。

 

2カ月後
疲労、倦怠感も気にならなくなりました。食欲も戻ったようです。
気が遠くなるような感覚や視界がぼやけるのも、起きそうな気がする事はあってもすぐに落ち着き、そのまま起きずに終わるようです。
動悸もこの1カ月では、1回軽いのが起きただけで終わりました。

 

3カ月後
先月から引き続き調子は安定しているようです。
もう1カ月服用して、調子が良いなら一度漢方薬を止めて様子を見る事となりました。

 

調子を崩してから2カ月と期間がそれほど長くない事もあり、順調な改善となりました。

 

自律神経失調症は漢方薬で改善出来る事が多いです。

 

ただし1年~数年単位で調子の悪い状態が続いているようなケースでは、まれに著効と呼べる短期間での改善もありますが、基本的には改善にも時間が掛かる事が多く、腰を据えてじっくり取り組んで頂く必要があります。

 

この方の漢方薬代金 1日あたり600円(税別)(症状・体質よって代金は異なります)