〇症例1）50代・女性
3カ月以上前にコロナウイルスに感染してから、息苦しさや倦怠感が続いています。
感染直後は咳もなかなか治まらなかったようですが、呼吸器内科で処方された薬を1カ月服用して今は気にならないようです。
現在は息苦しさや倦怠感のため、長く外出するのが難しい、少し動くだけで息切れがする、マスクをしていると息苦しくなるなどの症状があります。息苦しさが酷くなると動悸がする事もあります。
レントゲンで肺に異常は無く、呼吸器内科では息苦しさに対しては治療法や薬は無いと言われたようです。
糸練功でお調べすると肺や気管支に乾燥と熱がこもっていると思われる反応がありました。
おそらくコロナウイルスに感染して解熱後も、身体にこもった熱が抜けきらないため、息苦しさや倦怠感が続いているように思われました。
清熱作用と滋潤作用を目的に2種類の漢方薬をお出ししました。
漢方薬の服用を始めて1週間後
今まではマスクを短時間つけるだけでも苦しかったのが、あまり気にならなくなりました。
また階段で2階にあがるだけで、しばらく息切れしていましたがそれも無くなりました。
動悸などの発作が起きる事も無くなったようです。
2週間後
倦怠感のため買い物に行くのも1か所がやっとでしたが、2～3か所回っても大丈夫になりました。
マスク着用の際の息苦しさも更に楽になったようです。
熱がこもっている反応もだいぶ小さくなりましたので、漢方薬を1種類に減らしました。
4週間後
買い物などで長く外出しても、階段を上る時も、変な息苦しさや倦怠感を感じる事は無くなりました。調子を崩す前の状態に殆ど戻ったようです。
生活での不自由が無くなったため、漢方薬の分量を2/3に減らし、もう2週間分お出しして終了としました。
この方の漢方薬代金 1日あたり400～600円（税別）（体質、症状により代金は異なります）
症例2）40代・女性
コロナウイルスに感染して3週間程になりますが、お腹から込み上げてくるような激しい咳が続いています。気管支が過敏になっている感じがして、少しの刺激でも頻繁に咳が出てしまうようです。
また味覚がおかしく味が殆ど分からず、匂いもかすかにしか分からないようです。
糸練功でお調べすると気管支～頭部にかけて乾燥と熱の反応が感じられたため、清熱、滋潤目的で1種類の漢方薬をお出ししました。
漢方薬を飲み始めて10日程で咳が出る事は無くなり、味覚や嗅覚も元に戻ったようです。症状の安定目的でさらに2週間服用を続けて終了としました。
この方の漢方薬代金 1日あたり400円（税別）（体質、症状により代金は異なります）
コロナウイルス感染後に倦怠感や息切れ、関節痛、咳、脱毛、頭痛、味覚障害、嗅覚障害、記憶力低下、集中力低下、睡眠障害などさまざまな症状が残る事があります。
通常は感染後1～4週間ぐらいで自然と落ち着くことも多いのですが、3カ月以上経っても症状が続くことがあり、コロナ後遺症として問題になっています。
症例2は感染後3週間経った時点でのご相談だったため、漢方薬の効果だけでは無く「日にち薬」の可能性もありますが、症例1は3カ月以上続く症状が漢方薬の服用1週間後には軽減がみられたため一定以上の効果があったと思います。
症状に合った漢方薬の服用で、コロナ後遺症を改善出来る事は多いように思います。
またコロナワクチン接種後の体調不良にも漢方薬が効く事があります。
直接ご来店頂くのが一番望ましいのですが、遠方や事情で来店が難しい方にも対応しています。
まずは電話（0598-30-6525）かメールでご連絡下さい。
