〇30代・女性
3年前に出産されてから、不安感やパニック症状などに悩まされているため漢方薬のご相談に来店されました。
主な症状として
〇突然、不安感や恐怖感に襲われる
〇集中すると倒れてしまいそうな感覚が起こる。
〇窓が無い部屋などの閉所が怖くなる。
また、自分自身がそこに居ず、離れた場所から客観的に自分を見ているような感覚が起こる「離人感」のような症状もあります。
自分がそこにいないように感じるので、どこに意識を向けたら良いか分からなくなるようです。
病院では「閉所恐怖症」との診断を受けています。症状の起こり方や糸練功(しれんこう 筋力反射テスト)の反応から、自律神経を整えることを目的とした2種類の漢方薬と補助剤をお出ししました。
漢方薬を飲み始めて2週間後
まだ症状はありますが、少し気持ちが落ち着き、動悸がする回数が減ってきました。離人感のような症状も落ち着いてきたようです。
1カ月後
明らかに症状が出る回数が減ってきました。特にこの2週間は、離人感のような症状は起きていません。
2カ月後
不安感や恐怖感に襲われることも、倒れそうな感覚が起きることもなくなりました。まだ週に2~3回ほど症状が出そうな予兆を感じることはありますが、すぐに落ち着くとのことです。体調の回復に合わせて補助剤を終了し、2種類の漢方薬のみに変更しました。
4カ月後
この1ヶ月間はとても調子が良く、症状を気にすることなく過ごせたようです。
その後は調子が良いためか漢方薬の飲み忘れが増え、1日分を二日かけて飲むようなペースになりました。それでも安定した状態が続き、服用期間8カ月で再発の可能性は低いと判断し、漢方薬の服用を終了することが出来ました。
出産をきっかけに心身の調子を崩す方は意外と多くいるように思います。
東洋医学では、出産をきっかけに血が不足する「血虚(けっきょ)」になったり、不要な血である「瘀血(おけつ)」が残ったりすることが原因と考えます。また、出産による急激なホルモンバランスの変化が自律神経を乱してしまうケースも少なくありません。
このような症状は、適切な漢方薬の服用で改善できることが多くあります。産後の不調が長引いている方はご相談ください。
直接ご来店頂くのが望ましいですが、遠方にお住まいや事情で来店が難しい方にも対応しています。
まずは電話(0598-30-6525)かメールでご連絡下さい。
この方の漢方薬代金 1日あたり660円(税込)(体質、症状により代金は異なります)
その他の婦人科疾患の症例はこちらをご覧ください。



