胃痛・胃の膨満感・胸焼けの症状のご相談がありました。胃の痛みは1日に数回出てしまうこともあるご様子です。
食生活では、アルコールや油物の摂り過ぎの傾向があるようです。
糸練功で確認した所、食滞（胃が怠けている状態）と胆砂により胆汁の流れが阻害されている反応を確認した為、胃の働きを良くする漢方薬と胆砂を溶かす漢方薬の2種類をお出ししました。
食生活の欧米化の影響もあり、胆砂によって胆汁の流れが悪くなっている方が増えているように思います。
胆汁の流れが悪くなると油の消化不良が起こるため、胸焼け、胃の膨満感、胃痛、軟便などの症状が起こり易くなり、特にアルコール、油物を食べた翌日は顕著になります。
食養生として出来るだけ油物の摂り過ぎを控えて頂きました。
最初の1～２ヶ月は胆砂が動く事で背中の痛みを感じる事もありましたが、積極的に食養生に取組んだ事もあり、順調に症状の改善が見られ、過度の暴飲暴食をしない限りは胃痛や胸焼けの症状が出ることもなくなりました。
食養生の大切さを感じた症例です。
胆砂について詳しくはこちらをご覧下さい。
