不安感と不眠症状

50代・女性

元々かなり前から不安感や動悸、気持ちの悪さなどを感じていましたが、2年前から症状が悪化しているため漢方薬のご相談に来店されました。
調子が悪い時は不安感が強く、電車に乗る事にも抵抗があるようです。

 

睡眠状態も良くありません。寝付きは良いのですが、夜中に目が覚めてから1時間ぐらい寝付けない事が頻繁にあります。
怖い夢を見ることも多いようです。

 

症状の出方や糸練功の反応からは、自律神経の乱れが大きく関わっているように思われました。
そのため自律神経のバランスを整えることを目的に、2種類の漢方薬をお出ししました。

 

また体質的にはミネラルの不足が症状を悪化させるタイプのため、小魚や海藻類を多めに食べるようにお伝えしました。

 

漢方薬を飲み出して1ヶ月後
睡眠状態は、以前より少し良くなりました。
不安感や動悸も少し良いようですが、まだまだ強く感じることも多いようです。

 

生理前に症状が悪化しやすいため、自律神経に対する漢方薬と瘀血を改善して血流を良くする漢方薬の組み合わせに変更しました。

 

2ヶ月半後
漢方薬の服用前に比べて、不安感や動悸が大幅に落ち着いてきました。
不安感をあまり感じなくなったため、以前より前向きになれる感じがするようです。

 

夜中に目が覚める回数が減り、目が覚めた時も比較的すぐに眠れるようです。

 

3ヶ月半後
動悸が起きることは、殆ど無くなりました。たまにまた不安感が起きたらどうしようという不安を感じることはあるようですが、以前のような変な不安感が起きることは無いようです。

 

夜中に目が覚める事もありますが、すぐに眠れることが殆どであまり気にならないようです。

 

4ヶ月後
引き続き調子は安定しています。

 

漢方薬の服用を初めて1ヶ月半ぐらいから、明らかに症状が落ち着いてくるのを感じたようです。
この調子で症状の消失、安定に向けて取り組んでいければと思います。

 

この方の漢方薬代金 自律神経の安定と瘀血に対する漢方薬 1日あたり 550円(体質、症状により代金は異なります)